こんにちは。2019年8月に公開の映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のキャスト声優が4月4日に発表されました。
キャストが発表されて嬉しい!と同時に、『思ってたキャストと違う…』とちょっと残念な気持ちになった方も多いかもしれません。実際私もちょっとだけガッカリしました(笑)
また、キャスト発表にあたり『豪華声優陣』という表記やらフローラが幼馴染設定やらでプチ炎上しているようですがその辺についても触れていきたいと思います。
目次
映画・ドラゴンクエスト ユア・ストーリーの原作や監督・制作スタッフは?
8月に公開されるこの映画は、ゲーム『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』を原案とした3DCGアニメーション映画であることが分かっています。
そのため、メインキャラクターであるパパス、ビアンカ、フローラなどの味方キャラクターに加えて、敵キャラであるゲマなどもちゃんと登場します!
主演の佐藤健さん曰く、『映画としての最後の終わり方以外は基本的にゲームに沿って進んでいる』とのことだったので、原作のドラクエ5をやっている方ならかなり楽しめる内容になっているんじゃないかと思いますね。
稀に、完全に原作の流れを無視して全く別物の作品として映画化するパターンもありますから、その辺の不安はなさそうです。(個人的に今まで見た中での最悪は進撃の巨人の実写化でした…)
加えて、総監督と脚本を山崎貴さん、監督を八木竜一さんと花房真さん、原作・監修を堀井雄二さん、音楽にすぎやまこういちさんを迎えての制作となっています。
堀井雄二さんとすぎやまこういちさんは、もうドラクエを生み出した張本人達ですからあとここに鳥山明さんが加わればドラクエ開発陣ビッグ3の終結ですね。
こんな感じで本家ドラクエの開発陣も携わっているということで、あまり作品そのものの完成度に対する不安は個人的にはなくなりました!
ちなみに予告動画はこんな感じになってます!
映画・ドラクエユアストーリーの声優キャストは?
そして気になる声優陣…
今回は担当するキャラクターが明確に決まっているキャスト5名をメインに紹介していきます。
主人公・リュカ:CV.佐藤健
主人公のリュカ役は俳優の佐藤健さんが務めます!数々の試練を乗り越え、魔王復活を阻止するために戦う勇者。
ドラクエは基本ボイス無しな上に、ボイスが入っていたとしても主人公は喋らないので、いざ映画で主人公が喋るとなるとちょっと違和感がありますが、予告動画を見る限り結構ハマっていました!
ちなみに佐藤健さんはドラクエシリーズの大ファンで、小学生の頃にドラクエ5はかなりやり込んでいたと話しています。
ビアンカ:CV.有村架純
そして、メインヒロインでありドラクエ5の花嫁候補の1人ビアンカ。ビアンカ役は、女優として活躍している有村架純さんが務めます!
これまでの声優経験としてはジブリ映画の『思い出のマーニー』にてダブルヒロインの片方を演じています。またそのほか人気ゲームタイトルの『レイトン教授』ではレイトンの娘役の声も担当していますね。
ビアンカは原作の方だと主人公の幼馴染という設定になっておりますが、映画の方ではネットニュースによって記述されておる内容が異なっており
- 幼い頃にリュカと冒険し、成長して再会を果たす快活な女性
- リュカと共闘する女性
どちらも幼馴染という表記がないんですが、どうなっているのやら…
フローラ:CV.波瑠
そして、もう1人の花嫁候補フローラ。ちなみに僕はフローラ派です。
原作では富豪・ルドマンの娘というお嬢様設定になっております。そんなフローラを演じるのは女優の波瑠さんです。
パパス:CV.山田孝之
そして、主人公リュカの父親であるパパスにはなんと俳優の山田孝之さんが選ばれました。
山田孝之さんは、大のドラクエ大好き俳優としても知られており、過去にもドラゴンクエストのCM出演やらドラゴンクエストのパロディドラマである『勇者ヨシヒコシリーズ』でも主演を務めるなどかなりドラクエとは深いつながりがあります。
やっぱりキャラを演じるにあたり、原作をより良く知っている人の方が深い演技はできると思いますので、そういった点で山田孝之さんのパパス抜擢は頷けますね。
ヘンリー:CV.坂口健太郎
そして、リュカとともに捕まり魔物の奴隷とされてしまう王子・ヘンリーは俳優の坂口健太郎さんが担当します!
坂口健太郎さんもドラクエファンで、中でもドラクエ5は一番プレイした作品だと語っていました。
その他の声優
そのほかの声優としてまだ具体的な担当キャラは判明していないものの
- ケンドーコバヤシ
- 安田顕
- 古田新太
- 松尾スズキ
- 山寺宏一
- 井浦新
- 賀来千香子
- 吉田鋼太郎
などなど合計13名のキャストが確定しています。
もしかしてゲマは山寺宏一さんか…?
ドラゴンクエスト ユアストーリーのキャスト声優発表で炎上?理由は?
さて、そんなドラゴンクエストの映画かなり期待が高まってはいるのですが、同時にちらほらと炎上もしているようで…
その理由についていくつか触れていきたいと思います。
キャストのほとんどが俳優と女優
まぁ、まずはほとんどの方が思ったであろう『全然本職の声優さんいないやんけ!!』という話です。
先ほど紹介した、13名の中で本職を声優としているのは山寺宏一さんくらいで残りのキャストはみんな女優・俳優などお芝居をメインに活動されていますよね。
まずはここで、ドラクエファンの不満がちょっと溜まったような気がします。
もちろん、原作やそのほかの関連作品と今回制作されている映画が全く別物だということは分かっているのですが、そもそも『ドラゴンクエストライバルズ』という現在も配信中のアプリゲームでビアンカやフローラなどドラクエ5の登場キャラのボイスは別の声優さんがやっちゃってるんですよね。
例えばパパスは玄田哲章さん、ビアンカは井上麻里奈さん、フローラは花澤香菜さん、今作に出るかは知りませんがデボラは朴璐美さんなどなど…
すでに、誰かが声を当てている時点でユーザーからすればその人の声のイメージしかありませんし、当然映画の担当声優さんも同じ人だよね?と期待してしまいます。私もしてましたし(笑)
それをちょっと裏切られる形での発表だったので多少は残念でした。
これがドラクエの『実写映画』っていうなら、これだけの俳優陣を揃えるのには納得なんですけどね。3DCGアニメで、当てるのは声だけなのにわざわざ声優じゃなくて俳優を使う意味ってなんなの?とどうしても疑問に思いましたし、この点に関して不満を漏らしている方も結構いるかと思います。
まあそれでも観に行きますし、なんだかんだ『面白かった!』って言うんですけどね!!多分僕の場合は、思っていたキャスティングと違ったと言う一時的な残念感だけなのですぐに慣れると思います。
豪華声優陣と言う表記
また、こちらも似たような内容ですがキャスト発表にあたり『豪華声優陣』という言葉を使用していたのですが、『いやいやこの人たち声優じゃなくて俳優じゃん』と一部のファンから批判を受けていました。
私的には『豪華な著名人が声優をしているから豪華声優陣』という解釈だったんですが、この辺細かい人は結構うるさいですからね(笑)
『担当声優は豪華俳優陣で〜』みたいな表記にしないと、すぐに揚げ足取られちゃいます。
フローラが幼馴染設定?
キャスト発表にあたり、各ネットニュースメディアがその旨の記事を挙げていたのですがここで気になる点が1つ。
佐藤が演じるリュカは、魔王の復活を阻止するために旅をする。有村はリュカと共闘するビアンカ、波瑠はリュカの幼なじみで大富豪の娘・フローラ役で登場。坂口はリュカとの絆が深い王子・ヘンリー、山田はリュカの父・パパス役だ。
ん?フローラが幼馴染!?
幼馴染はビアンカで、フローラはただの富豪のお嬢様じゃねーの!?といきなり原作無視で、フローラ幼馴染とかいうとんでも設定をブッこんできたなと…
ただ、この映画はあくまでもドラクエ5を原案にしているだけであり、同じ名前のキャラが出ることはあっても多少設定などに違いはあるかと思います。
ですが、流石にフローラ幼馴染は根本からねじまげすぎじゃない?と思って他のネットニュースも見てみたところ、別メディアではこのような表記に。
ゲーム「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」を原案とする本作。このたび、主人公・リュカ役に佐藤健、幼い頃にリュカと冒険し、成長して再会を果たす快活な女性・ビアンカ役に有村架純、大富豪の娘で町中の男性の憧れである聡明な女性・フローラ役に波瑠が決定した。
こちらはビアンカの方が昔からの知り合い(多分幼馴染)、フローラは富豪の娘というドラクエ5本来の設定となっています。
どちらが正しいかは今の所不明ですが、おそらくフローラの幼馴染と言う表記はビアンカの設定と間違って記述してしまったんじゃないかと思ってます… そうであってくれ…
まとめ
今回は、映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のキャスト決定ということで色々とご紹介させていただきました。
なんだかんだで映画は楽しみにしているので、公開が待ちどしいです!